思いはガソリン
思いはガソリン
いくらいいエンジンを
搭載していても
ドライブテクニックがないと
使いこなせない
で、ドライブテクがないけど、
いいエンジンを手に入れれば
問題を解決できるような、、
そんな錯覚に陥ったりする
そして結局、
使いこなせず力の持ち腐れ、、
みたいな状況に…
そもそもそんなの
必要なかったんだ、と気付く
だって優れたエンジンを
見つけてもガソリンがないと
そのエンジンは動かない
じゃあガソリンは何かと言うと、
『思い』だ
自分の思いじゃなくて、
相手の、
自分と関わってる人たちの思い
目的地があって、
でもちょっと道に迷っている、
前に進めずにいる
でもその目指すべき目的地に
たどり着きたい、、という思い
それを知ったら、
目的地まで連れて行くための
エンジンなんてなんでもいい
ここで大事なのは、
どんなにみすぼらしくても
どんなにポンコツでも、
とにかく前へ進むこと
とにかく走り出すこと
ここでさっきの、
『思い』がガソリンになる
色々な思いを知ったとき
そんな思いに触れたとき
それがガソリンとなって、
自分の中のエンジンが動き出す
そして可能な限りの人を
乗せて前へ前へと進んで行く
人によっては
乗り心地が良くないので
下りていく人もいる
だって動かなければ楽だし
平らな道を静かに走るような
そういうのがいいんだろう
それよりも、
でこぼこ道だろうが
とにかく前へ進む
そうじゃないと、
たどり着けない領域がある
前へ進もうと思えば
でこぼこなのが普通なんだ
初めはでこぼこに見えても
実は平坦だった、と
気付けるようになる
だから途中からでも
乗り込めば一緒に連れて行く
進まない限り目的地までの
距離は縮まらない
派手なクルマとか
早いクルマとか、
いいエンジンを
探し求めるよりも、
まずはガソリンを
満タンにすること
表面だけのかっこいい
エンジンを手に入れて、
ガソリンを入れられずに
動かせずにいる人が多い
そりゃそうだよ
動かし方を気にする前に
まずはガソリンを注ぐんだ